長野のだるま屋さん・日本大師達磨です

おかげさまで・・・

私たちの会社では、ほぼ毎日筆や刷毛(はけ)を使っています!
主にだるまさんのひげを書く、文字を書く、飾りをつける、胡粉(ごふん)や色を塗る
などの仕事で使います。
筆の種類は「文字筆」、「面想筆(めんそうふで)」、「平筆」など、用途により使い分け、
その大きさ、太さ、材質も様々です。 

左の写真は面想筆です。
(お世話になっている筆屋さんから本日届きました)
この筆は先の部分が三部品に分かれていて、
下から「軸」、「中軸」、「引き通し」と呼びます。
特徴は、毛本体の長さを中軸で調整できるので、線の
太さが好みで変えられるところにあります。

(ここがとても重要なのです!)


筆の毛の材質は、その求める堅さやしなやかさで、イタチの毛を使ったり、他の獣の
毛を使ったりと様々です。
この言葉だけではなかなか通じない繊細な感覚を、筆屋さんは見事に汲み取って、
当社だけのオーダーメイドの筆を作ってくださいます。
ハイテクの時代に移り変わっても、当社にとって筆屋さんとこの筆はなくてはならない
大切な存在であり、道具なのです。

おかげ様で使いやすい筆を製造していただいてる筆屋さんと筆に感謝しつつ、
毎日だるまさんづくりをしています。